2025年1月16日
『分譲マンション賃料推移』2024年(年間版)
三大都市圏・主要都市別/分譲マンション賃料推移(24年・年間版)
2024年 年間分譲マンション平均賃料 首都圏3,603円/㎡、全域で上昇継続
近畿圏では大阪府が牽引する形で7年連続の上昇 中部圏では上昇率が拡大
1. 首都圏の分譲マンション年間平均賃料は前年比+2.6%の3,603円/㎡
首都圏では+2.6%と上昇率が縮小。1都3県の全てで堅調な賃料トレンドを継続するも、2022年を境に東京都の事例シェアが通年で縮小傾向にあることが影響したとみられる。
2. 近畿圏は2,293円/㎡で7年連続の上昇、中部圏は+2.4%の1,991円/㎡
近畿圏では大幅に上昇した大阪府が牽引する形で7年連続のプラスを示した。また、中部圏も上昇傾向を維持しており、上昇率はやや拡大している。
3. 東京都では前年比+3.2%の4,163円/㎡、大幅上昇した前年からは鈍化
東京都では人口増加による居住ニーズの高まりや住宅価格の高騰により賃貸市場が活況となったことなどを受けて賃料水準はさらに押し上がったものの、実質賃金が伸び悩む中で借り手の負担感が一気に強まったこともあり、一部で調整する動きが見られる。
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