2021年2月18日
2021年1月 東京23区は+0.7%の6,041万円で7ヵ月連続プラス 在庫減&価格改定シェア縮小で再び上昇局面入りの兆し
三大都市圏・主要都市別/中古マンション70㎡価格月別推移
1月 首都圏 前月比+0.6%の3,862万円で5ヵ月連続上昇 東京23区は6,000万円超え
近畿圏では僅かに強含み 愛知県では前年同月比が依然マイナス
2021年1月の首都圏中古マンション価格は、前月比+0.6%の3,862万円と連続上昇を5ヵ月間に伸ばした。都県別で見ると、東京都では+0.8%の5,427万円と7ヵ月連続で上昇し、埼玉県(+0.5%、2,359万円)も上昇傾向で推移している。一方、神奈川県では築浅事例の減少によって-1.0%の2,922万円と反落した。千葉県では-0.3%の2,162万円と引き続き弱含んだが、市川市や浦安市など都心寄りの行政区では堅調な推移となっている。
近畿圏平均は続伸した兵庫エリアに対して大阪エリアが反落したことで、前月比+0.1%の2,501万円と僅かな上昇に留まった。大阪府では-0.6%の2,670万円と3ヵ月ぶりに下落したが、前年同月比は3%前後のプラスを維持している。一方、兵庫県では+1.2%の2,211万円と4ヵ月連続で上昇し、昨年3月に記録した最高値(2,200万円)を上回った。
中部圏平均は前月比-0.3%の1,952万円、愛知県では+0.3%の2,079万円と3ヵ月連続で上昇したものの、前年同月の水準がプラスに転じるまでには至っていない。
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