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2010年6月29日号 東急東横線②

2010/06/28

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出 単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数「現状価格」は10年3月〜10年5月までの3ヶ月間を集計

東急東横線②

現 状 価 格 1 年 前 2 年 前
元 住 吉 156(14.0) 145(14.3) 160(15.9)
日   吉 124(18.5) 115(20.2) 133(18.1)
綱   島 135(18.0) 138(16.6) 144(17.7)
大 倉 山 133(21.3) 133(19.7) 141(19.3)
菊   名 113(22.7) 112(20.0) 133(20.2)
妙 蓮 寺 127(22.4) 110(22.6) 129(20.3)
白   楽 143(17.1) 138(15.2) 137(18.6)
反   町 141(22.6) 143(19.5) 141(18.8)

(表中の色違いのセルは、文中で主に取り上げられている駅)

菊名が唯一安定基調

東急東横の、元住吉から反町までの8駅における3.3平方メートル当たりの平均価格は134万円。1年前に比べて3.7%上昇、金額にして5万円値上がりした。事例数は682件(211件減少)。平均築年数は19.6年(1年前18.5年)、平均専有面積は64.8平方メートル(同60.3平方メートル)だった。

全体的に築浅へ移行する傾向がみられた。ただ、個々の事例は必ずしも値上がりしておらず、築浅・駅近・ファミリータイプの3要素がそろった物件事例は上昇が目立つが、それ以外では小幅に値下がりした事例もある。

その中で、唯一の例外が菊名。90年代後半以降に大手が供給した大規模物件の事例を中心に値上がりし、安定的に推移している。

大倉山(横浜市港北区) 希少性高い人気エリア

住宅地として人気が高く新築物件の供給も少ないため、売り物件が慢性的に不足している模様。希少性が高く、相場も下落基調にはないという。ただ「6000万~7000万円台の高価額帯になると動きが鈍い」との指摘もあった。

また、年明け以降若い世代の購入希望者が増えたとの声が多かった。結婚前のカップルなどが目立つといい、税制優遇や「買い時」報道の影響が大きいとみられる。特に買取再販物件のニーズが高く、ある業者は「ホームページのアクセスも集中している。見栄えの良さや、リフォームローンを別立てで組まずに住む点が受け入れられている」と話した。

その一方で、「『転職直後』などローン審査に通りにくい属性の人も多い」、「予算と相場のギャップがある」といった声も挙がり、購入ニーズの拡大が必ずしも成約に結び付いていない実態がうかがえた。

そのほか、主に団塊世代を指して「ローンを組まずに中古マンションを購入するケースが出始めた」との指摘も。小ぶりなマンションだけでなく、築年数を経た70平方メートル以上の物件を選ぶ夫婦もいるという。

原稿制作:住宅新報社 データ提供:東京カンテイ
このデータを無断で転載、利用することを禁じます。

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