東京カンテイ|リリース
2009年9月15日号 JR総武線
2009/09/15
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数「現状価格」は09年4月〜6月までの3ヶ月間を集計
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JR総武線 |
現 状 価 格 | 1 年 前 | 2 年 前 |
| 浅 草 橋 | 172(18.5) | 213(14.1) | 160(21.1) |
| 両 国 | 152(19.8) | 170(17.4) | 169(15.7) |
| 錦 糸 町 | 188(14.4) | 191(13.2) | 185(15.6) |
| 亀 戸 | 125(21.1) | 156(18.0) | 146(17.9) |
| 平 井 | 135(14.4) | 151(12.5) | 153(10.2) |
| 新 小 岩 | 118(16.9) | 128(16.1) | 126(17.1) |
| 小 岩 | 134(14.9) | 147(14.3) | 137(11.7) |
| 市 川 | 125(20.4) | 123(17.7) | 114(18.6) |
| 本 八 幡 | 128(16.9) | 140(15.6) | 124(17.7) |
| 下 総 中 山 | 108(18.0) | 116(18.6) | 117(18.2) |
| 西 船 橋 | 100(16.9) | 107(16.3) | 95(17.3) |
| 船 橋 | 93(19.9) | 91(21.7) | 92(19.1) |
| 東 船 橋 | 96(13.4) | 84(17.0) | 95(12.9) |
| 津 田 沼 | 89(17.0) | 84(17.3) | 84(16.2) |
| 幕 張 本 郷 | 90(16.4) | 99(16.5) | 92(17.5) |
| 幕 張 | 87(17.2) | 81(18.8) | 69(24.1) |
| 新 検 見 川 | 57(21.9) | 66(20.2) | 58(24.4) |
| 稲 毛 | 64(20.8) | 76(19.7) | 67(19.4) |
| 西 千 葉 | 83(20.0) | 69(23.2) | 68(23.2) |
| 千 葉 | 85(14.6) | 88(12.0) | 84(14.4) |
| 東 千 葉 | 54(20.3) | 64(18.0) | 65(17.2) |
| 四 街 道 | 46(15.2) | 58(13.5) | 57(11.8) |
(表中の色違いのセルは、文中で主に取り上げられている駅)
西千葉、大型物件増え上昇
JR総武線の掲載22駅における3.3平方メートル当たりの平均価格は、105.9万円。1年前に比べて6.9%下落、金額にして7.8万円値下がりした。事例数は1916件(282件減)。平均築年数は17.7年(1年前16.9年)、平均専有面積は66.5平方メートル(同66.9平方メートル)だった。
沿線の平均価格は値下がりしたが、浅草橋から西船橋までの各駅は前年同様100万円台を維持している。
値上がりしたのは市川(前年比2万円増)、船橋(同2万円増)、津田沼(同5万円増)、幕張(同6万円増)、西千葉(同14万円増)の5駅。市川は事例数が増え、築年数が年長化したにもかかわらず上昇した。また上げ幅の大きかった西千葉は、平均専有面積が10平方メートルほど広くなり77.7平方メートルとなっている。築年数の若返りに加えて、大型物件の増加が価格上昇に寄与したようだ。
一方で、08年唯一200万円を超えた浅草橋は反転下落。専有面積が年々狭くなる傾向も見られ、今回は46.6平方メートルだった。シングル向け物件が増えたことも値下がりの一因と考えられる。
このほか、沿線で最大の事例数(194件)を数えた稲毛は12万円の値下がり。築年数も沿線平均より3年ほど古い。
反対に、築浅物件は錦糸町、平井、小岩、東船橋、千葉などに多いようだ。
両国 「ファミリー物件が不足」
駅北側にある国技館がシンボル。数は減少しているものの、町には相撲部屋が点在する。
駅周辺は飲食店などでにぎわうが、その質の変化を指摘する話も聞かれた。地元不動産業者によると、「個人商店が廃業し、テナントに店舗を貸し出して賃料収入で暮らすケースが後を絶たない」という。
地域コミュニティの希薄化を挙げる声もいくつかあった。「地元の若者が減り、祭りなど行事の際に神輿(みこし)の担ぎ手が足りない」「特に他地域から住み替えてくる若い人の間では、家主のいる物件を避けて探す傾向もみられる」といった具合だ。
また、ワンルーム(1R)マンションの多さが際立つ。ここ数年の間に供給が加速したとみられるが、地元業者の意見は「供給過剰」で一致。新築時に満室になっても、2年目の更新時に空くケースが多いという。一方で需要のあるファミリー向け物件が枯渇しているとみられ、需給のバランスが崩れている状況がうかがえた。
供給が進んだ背景としては、「ニーズを見定めずに利回りを追求した結果」といった意見のほか、「周辺区で1Rマンション建設が規制されたことで、(建設の動きが)こちらに流れてきたのでは」との見方もあった。
一方で売買動向に関しては業者間で話が分かれ、「好調とはいかないまでも例年通りだ。30〜40代を中心に探している人が多い」と話す業者もあった。築年数を経たマンションも多いが、駅近など立地が良ければ買い手がつくという。
このほか「駐車場賃貸の事例数が増え始めた」との声があった。この動きが事業用物件に波及する可能性もある。同業者は「油断はできないが、何も動きがないよりはまし」と話し、景気回復へのかすかな期待をにじませた。
原稿制作:住宅新報社 データ提供:東京カンテイ
このデータを無断で転載、利用することを禁じます。
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