東京カンテイ|リリース
2009年8月25日号 東武亀戸線・大師線
2009/08/25
東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数「現状価格」は09年2月〜4月までの3ヶ月間を集計
|
東武亀戸線 |
現 状 価 格 | 1 年 前 | 2 年 前 |
| 東 あ ず ま | 115(19.7) | 120(19.8) | 121(16.1) |
| 小 村 井 | 148(8.8) | 155(6.7) | 139(9.2) |
|
東武大師線 |
現 状 価 格 | 1 年 前 | 2 年 前 |
| 大 師 前 | 103(14.3) | 110(16.2) | 94(19.5) |
(表中の色違いのセルは、文中で主に取り上げられている駅)
下落色濃い東武2線
東武亀戸線の掲載2駅における3.3平方メートル当たりの平均価格は、 131.5万円。1年前に比べて4.4%下落、金額にして6.0万円値下がりした。事例数は48件(9件増加)。平均築年数は14.3年(1年前13.3 年)で1年年長化し、平均専有面積は61.1平方メートル(同63.6平方メートル)だった。曳舟と亀戸を結ぶ全5駅の同線。都内では比較的割安に住宅を購入できるエリアとして、主に1次取得層の需要が底堅い。ただ他線と同様に景気後退の影響を受け、沿線価格は下落基調となっている。
小村井は7万円値下がり。築年数は約2年年長化したものの、引き続き10年未満を維持している。築浅物件が中心のようだ。
東武大師線の大師前駅は103万円。1年前に比べて6.4%、金額にして7万円値下がりした。築年数が約2年若返り、事例数は3件マイナスの51件。平均専有面積は前年とほぼ同水準の61.7平方メートルだった。
前回に引き続き100万円台を維持。ただ築年数が若返ったうえでの値下がりで、下落基調にあるのは確かだ。
小村井 しぼむ購入ニーズ 町工場減の影響も
「この不況で動きがぱったり止んだ」。売買を主に手掛ける地元の不動産業者が肩を落とす。「売り事例数は減っていない」とする声もあったが、いずれにしても購入ニーズの落ち込みが目立つ。同様に、賃貸市場も停滞しているとの声が中心だった。
駅周辺の文花・立花地域は従来、住宅需要の旺盛な地域だという。20〜30代の家族世帯による住み替えが多いほか、錦糸町や亀戸といったターミナル駅で部屋探しをしていた新社会人などが、割安な賃料に着目してエリアを変更するケースも見受けられる。単身者向けで6万〜7万円、ファミリー向けで8万〜9万円ほどが賃料相場のようだ。
不動産市況の低迷は、地域を特徴づける町工場の数が減少している影響も大きい。現在も中小〜零細規模の工場が多数操業するが、この10数年の間に廃業したり、騒音問題を機に他県へ移転したりするケースが相次いだという。地元の不動産業者は、「従業員の住居のほかに『工場を広げたい』『跡を継ぐ息子に住宅を購入したい』といった案件もあった」と話す。
そうした流れと前後して、10年ほど前からファミリー向け分譲マンションの供給が加速したとみられる。また、ワンルームマンションが増えたのはここ2〜3 年のようだ。「世代交代後のオーナーが建てる場合が多い。大半はサブリース物件のため、地場の不動産業者とのつながりが希薄化する一因となっている」との指摘もあった。
11年12月に完成する予定の東京スカイツリー効果については、浅草や錦糸町付近における観光需要は見込めるものの、同エリアへの影響は少ないとの見方が大半だった。
原稿制作:住宅新報社 データ提供:東京カンテイ
このデータを無断で転載、利用することを禁じます。
| 一覧へ戻る |

東京カンテイ|分譲マンション価格・住宅地の地価データ、不動産鑑定から土壌汚染調査まで
東京カンテイは不動産専門のデータバンクです。法人会員制にてデータ配信しています。全国の分譲マンションをデータベース化し、図面や、売買・賃貸事例などの情報を提供するほか、土地・建物の担保評価算出プログラムも提供しています。 不動産鑑定評価およびエンジニアリングレポート作成業務、土壌汚染調査も行っております。
サイトマップ | サイト利用規定 | プライバシーポリシー | セキュリティポリシー | リンク集| 採用情報
Copyright(C) 2000-2010 TOKYO KANTEI Co.,Ltd. All Rights Reserved.