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2009年7月21日号 JR高崎線・川越線

2009/07/21

東京カンテイのデータベースに登録された首都圏の中古マンション(ファミリー)の売り希望価格をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(3.3m2)を算出単位:万円 カッコ内の数値は事例物件の平均築年数「現状価格」は09年2月〜4月までの3ヶ月間を集計

JR高崎線

現 状 価 格 1 年 前 2 年 前
宮   原 75(15.0) 89(13.6) 85(14.2)
上   尾 67(21.3) 79(18.0) 73(20.1)
桶   川 55(20.3) 63(18.8) 65(18.4)
北   本 41(17.7) 45(17.0) 39(17.9)
鴻   巣 57(14.7) 70(12.8) 60(14.7)

JR川越線

現 状 価 格 1 年 前 2 年 前
日   進 80(13.9) 93(11.3) 81(14.0)
指   扇 55(21.1) 57(22.6) 58(19.8)
南 古 谷 70(12.5) 96(10.6) 81( 8.4)

(表中の色違いのセルは、文中で主に取り上げられている駅)

2線共に売事例増加

JR高崎線の掲載5駅における3.3平方メートル当たりの平均価格は、59万円。1年前に比べて14.7%下落、金額にして10.2万円値下がりした。

事例数は352件(48件増加)。平均築年数は17.8年(1年前16.0年)で、平均専有面積は69.1平方メートル(同67.3平方メートル)だった。

全駅で築年が古くなり、値下がりした。北本を除く4駅は2年前の水準に比べても下げており、下落傾向がはっきりと読み取れる。

宮原と上尾では、数年前のミニバブル時に新築マンションが一定量供給されたことから、今後築年数が若返る可能性もある。

北本では、バブル期に1次取得者向けのファミリータイプが比較的多く供給された。そのストックが現在流通しているようだ。

JR川越線の掲載3駅における3.3平方メートル当たりの平均価格は68.3万円。1年前に比べて16.7%下落、金額にして13.7万円値下がりした。

事例数は154件(30件増加)。平均築年数は15.8年(1年前14.8年)で1年古くなり、平均専有面積は66.7平方メートル(同71.2平方メートル)で、やや狭めの物件にシフトしたようだ。

大宮から1駅の日進は、前年から13万円下げたものの2年前とほぼ同水準に落ち着いた。同線は埼京線に直通しており、快速を利用する場合、日進-新宿間の所要時間は約35分。アクセスの良さが価格を下支えしているとみられる。

日進 駅前再開発の兆し

現在、駅舎のリニューアル工事が進行中。10年春に完成する予定で、それに伴い駅前の再開発も進むとみられる。

現時点では、不況を受け売買は苦戦している模様。同沿線を中心とした周辺の新築マンションでは、「まだ売れ残っている物件もかなりある」という声も聞かれる。

一方で賃貸は、特に法人契約数の減少を挙げる声があった。以前は入れ替えがスムーズだった物件でも、昨秋以降は退去後に新たな借り手がつきにくく、空室状態が長くなったという。

ただ、地域のポテンシャルは高いと言える。同駅は新宿や恵比寿に直通しているため、都心に通勤する層のベッドタウンとしての需要が底堅い。開発の動きはいったん減速しているが、駐車場として土地活用するなど「様子見」状態の業者が多いとみられる。

近年分譲されたマンションも価格調整が進めば、購入者が増えるとの指摘もあった。駅舎のリニューアルを機に、町が発展する可能性がありそうだ。

原稿制作:住宅新報社 データ提供:東京カンテイ
このデータを無断で転載、利用することを禁じます。

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